パレスチナ政府の招きに応じ、パレスチナを訪問中の中国の王岐山（おう・きざん）国家副主席（左）は２３日、ラマラでハムダラ首相と会見した。（ラマラ＝新華社記者／龐興雷）
【新華社ラマラ１０月２４日】中国の王岐山（おう・きざん）国家副主席は２３日、パレスチナ政府の招きに応じて同国を訪問し、ラマラでハムダラ首相と会見した。
王岐山氏は次のように指摘した。中国はパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）とパレスチナ国家を最も早く承認した国の一つであり、常にパレスチナ人民の側に立ってきた。中国側は国際社会とともに、平和促進の努力を拡大し、平和促進のメカニズムを革新し、パレスチナ問題が全面的で公正、恒久的な解决を早期に得られるようたゆまぬ努力をしていきたい。
王岐山氏はさらに次のように表明した。中国側はパレスチナ側が「一帯一路」建設に積極的に参加することを称賛・歓迎する。パレスチナ国家の発展と建設に引き続き支持と援助を提供していきたい。今年は中国とパレスチナの国交樹立３０周年に当たる。中国側はパレスチナ側とともに、両国元首の重要な共通認識を導きとし、両国関係を新たな段階へと進めることを望む。
ハムダラ首相は次のように表明した。パレスチナ側は、中国側のパレスチナ人民の正しい事業への揺るぎない支持と、パレスチナ問題についての客観的で公正な立場を高く評価する。中国が中東の和平プロセスの推進により大きな役割を発揮することを期待する。パレスチナ側は、中国側が長期にわたって提供してきた無私の援助に感謝する。自らの優位性を生かし、「一帯一路」共同建設のプロセスで、中国側と各分野での協力を深め、両国関係がより多くの実務的成果を上げるよう推進していきたい。
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