中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は現地時間15日夜、オランダのハーグで同国のウィレム・アレクサンダー国王と会見した。(ハーグ=新華社記者/黄敬文)
【新華社ハーグ10月17日】中国の李克強(り・こくきょう)国務院総理は現地時間15日夜、オランダのハーグで同国のウィレム・アレクサンダー国王と会見した。
李克強総理は次のように表明した。中国・オランダ関係はここ数年、力強く発展し、特に両国元首の相互訪問が実現したことで、二国間関係の明るい展望が開かれた。両国関係の発展は両国民に有益なだけでなく、中国・欧州関係にとっても重要な意義を持つ。中国は、オランダと各分野での協力を深め、投融資を強化して金融面での協力を拡大することで、両国企業、特に中小企業の連携に有利な条件を作りたい。オランダ企業がチャンスをとらえ中国で投資や起業することを歓迎する。
李克強総理は次のように指摘した。国際貿易システムが現在、課題に直面している。中国とオランダは開放型経済国で世界貿易大国であり、世界により多くの安定性をもたらすために、共同でルールを基礎とする国際政治経済秩序を支持し、国連憲章と世界貿易機関(WTO)のルールなどの広く認められる規則を順守、共に多国間主義と自由貿易を守っていくべきだ。
ウィレム・アレクサンダー国王は次のように表明した。世界が現在直面している課題に対し、オランダと中国はさらに協力を強化し、不確定要素がもたらすリスクに共同で対応して、国際貿易システムと世界の安定や発展を守っていく必要がある。
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