中国広東省広州市の華南ジャイアントパンダ繁殖研究基地で12日、赤ちゃんパンダ「婷仔」と「隆仔」が中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家による身体検査を受けた。「婷仔」は7月29日に生まれたばかり、「隆仔」は12日に満一カ月を迎えていた。
華南ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、中国ジャイアントパンダ保護研究センターと広州市の長隆香江野生動物世界が共同で設立した施設で、6年間に9頭のジャイアントパンダが誕生した。そのうち、初産の母パンダ「隆隆」が「隆仔」を生んだことは、同基地で生まれたパンダが「2代目」の繁殖と育成を始めたことを示している。(新華社記者/劉大偉)