【新華社北京11月2日】（記者／白潔）中国国務院の李克強総理は１１月１日午前、人民大会堂でロシアのメドベージェフ首相と第２２回中国・ロシア首相定期会合を開催した後、共同記者会見を行い、記者の質問に答えた。
李克強総理は今回の会合の成果を紹介し、中国側は引き続き、相互尊重、平等・互恵、共同発展を基礎として、中ロ関係と各分野の協力を推進し、協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係を推進し、中国・ロシア両国の人民に恩恵をもたらし、世界の平和と安定を維持する意向だと強調した。
李克強総理は中小企業や極東開発の協力などの質問に答えた際、次のように述べた、中国とロシアは伝統的分野での協力を深めるだけでなく、より多くの協力成長分野を生み出さなければならない。両国の大企業の『大きく強い』という優位性を集中的に発揮し、エネルギー・宇宙飛行・航空、クロスボーダーインフラなどの分野での戦略的大型プロジェクト協力を強化するだけでなく、中小企業の『小さく活発』という優位性をよく利用し、中小企業が協力の新たな分野を切り開くよう支援し、両国の実務協力に『革新』という加速ギヤをかけなければならない。ロシア極東地域と中国中西部地域は同じく巨大な発展の潜在能力を有しており、中国とロシアの極東開発強化は、新しい発展の余地を育成することになる。中国側は、ロシア側との極東地域のエネルギー・投資などの協力を拡大し、互恵・ウィンウィンのよりよい実現を望む。
メドベージェフ首相は、ロシア側が両国の首相定期会合と関連協力メカニズムの顕著な成果に満足しているとし、双方が引き続き積極的な協力の意向と建設的態度を堅持し、既存の大型プロジェクト協力を徹底し、協力の新たな分野を積極的に模索し、両国間の貿易規模をさらに拡大するよう希望すると述べた。また、文化・教育交流を強化し、より多くのテーマ交流年活動により人民の間の友情を深め、金融協力を深め、世界経済のバランスの取れた健全な発展を共同で推進したいとした。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事：
