新華網パナマシティ9月18日 (記者/蘇津 呉昊)パナマのバレーラ大統領は16日、パナマシティの大統領府で中国の王毅外交部長と会見した。
バレーラ大統領は王毅外交部長に習近平主席への温かい挨拶を伝えてくれるようお願いした。バレーラ大統領は、「パナマ・中国の国交樹立により、両国関係の新たな１ページが開かれた。国交樹立から3か月にわたり、両国関係が急速な発展を遂げてきたことは大きな励みになっている。年内に中国を訪問する見通しが立ち、両国各界の交流や各分野における協力を推進することができて、大変嬉しく思う。パナマ側は習近平主席が提唱した『一帯一路』構想を大いに支持し、積極的に参与していく。また、パナマ側は、『一つの中国』という原則を揺るぎなく励行し、国交樹立の際に台湾問題において行った承諾を遵守し、『一つの中国』という原則及び両国の政治的相互信頼に違反する全てのことに手を出さない。」と表明した。
王毅外交部長はバレーラ大統領に習主席からの真摯な挨拶を伝え、次のように強調した。パナマが中国と国交を樹立し、「一つの中国」という原則を堅持する国際社会の隊列に加わったことは、パナマ各界の積極的な支持と国際社会の普遍的な歓迎を得ている。中国側はパナマ側と共に、バレーラ大統領の訪中に向けて準備を進め、今回の訪問を機に、両国の互恵協力や共同繁栄のための新たな時代を切り開いてスタートさせていきたい。中国側はパナマが自身の地理的優位性を生かし、「一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」の建設に積極的に参与していくことを歓迎する。中国側はパナマ側が台湾問題を適切に処理し、中国・バナマ関係の土台を固め、両国の協力事業をしっかりと築いていくよう望んでいる。
（新華社より）
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