新華網アモイ9月4日(記者/劉華、李慧穎)習近平国家主席は３日、アモイでロシアのプーチン大統領と会見した。
習近平主席は次のように強調した。双方は、すでに確立されている政治における高度な相互信頼を強固にし、相互支援を確固として拡大し、戦略的協力を強化しなければならない。両国間の協力メカニズムの役割を発揮し、エネルギー、航空・宇宙、原子力発電などの重点分野での協力プロジェクトを実行に移し、「一帯一路（シルクロード経済ベルトと２１世紀海上シルクロード）」建設とユーラシア経済連合との連携した協力を積極的に推進し、相互接続の展開などの分野のプロジェクトの連結を強化し、両国近隣地区の共同発展を促進する。また、人文と地方の交流を緊密化し、両国民の互いの理解と友情を深めるほか、両国軍の交流と協力を強化し、国際的な多国間の場面で密接に調整、協力する。中国側はロシアと共に努力し、中露関係をより高いレベルに引き上げ、両国のそれぞれの発展と振興を後押しし、地区及び世界の平和の安定を共同で維持することを望んでいる。
習近平主席は次のように指摘した。現在の情勢下でＢＲＩＣＳ協力を強め、国際的な事柄においてより大きな役割を発揮することは、ＢＲＩＣＳ諸国の共通の利益に合致しており、また国際社会、特に新興市場国と発展途上国の期待でもある。我々は団結と協力を強固にし、外部に前向きなメッセージを伝え、協力の全体に着目し、ＢＲＩＣＳ協力の方向性と重点を計画する。また、調整と協力を強化し、国際的な事柄における影響力を高めるとともに、メカニズム構築を充実させ、ＢＲＩＣＳ協力を安定且つ長期的に推進する。中国側はロシアを含むＢＲＩＣＳ諸国と共に、アモイ会議で豊かな成果を収めるように推進し、会議の成果を実行に移し、全力でＢＲＩＣＳ協力の深化と確実化を推進し、ＢＲＩＣＳ協力の第二の「金色の１０年」をスタートさせることを望んでいる。
習近平主席とプーチン大統領はさらに、共通の関心を寄せる国際的、また地域の問題について突っ込んだ意見を交換し、朝鮮半島の非核化の目標を堅持し、密接なコミュニケーションと調整を通して、朝鮮が再び核実験を行った最新の情勢に適切に対応することで合意した。
