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日本メディアが「毒ガス島」の歴史を暴露、各界から再認識の声
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-08-22 14:19:06 | 新華網 | 編集: 张一

日媒曝光“毒气岛”历史引各界反思

位于日本濑户内海沿岸、广岛县和爱媛县交界处的大久野岛是一处风景秀丽的观光胜地。然而,二战期间,这里却是日军毒气工厂所在地。因此,大久野岛也被称为“毒气岛”。

为了躲避盟军空袭,岛上相关建筑外观都被涂上迷彩色。为了隐瞒制造、使用化学武器的事实,日本当局一度将这个小岛从地图上抹去。

近日,日本TBS电视台播出了一部关于“毒气岛”历史的专题片。片中,女演员绫濑遥亲自探访大久野岛,并采访了多位战争亲历者。

“现在的岛屿充满绿意,以前却是光秃秃的一片。因为以前岛上有毒气,树木无法生长。”现年91岁的藤本安马说。

藤本曾是制造毒气的少年兵。他是世上仅存少数知道“毒气岛”残酷历史的证人之一。

战争期间,约有6700人在岛上工作,每天24小时持续生产毒气。

藤本至今能够背出当时制作强烈毒性气体“路易斯毒气”的化学方程式。

“我绝对无法忘记这个方程式,我学习这些本是为了自食其力,然而最终却为了杀死中国人而制作了毒气,是不折不扣的罪人。”

节目组还曾专程前往中国河北定州北疃村,探访侵华日军使用毒气酿成大量平民死亡的地点。

当年,村民听说日军来袭都躲入地道,未料日军释放毒气,令他们无处可逃。勉强躲过毒气一劫的村民从村中一口水井爬出来,也被日军一一杀害,尸体堆满水井,将井水染得鲜红。

逾千村民惨遭日军杀害。

在中国其他地区,日军也曾使用毒气。然而,相关资料却在战后被刻意销毁,“毒气岛”上厂房被破坏,贮藏的毒气也被销毁。日军残忍行径由此被隐瞒,那些过往的罪恶只留在藤本等亲历者的记忆中。

“我曾制造过毒气,害死过中国人,”藤本说,“这是不折不扣的事实,是不能够被歪曲的。”

与日本广播协会电视台播出揭露731部队暴行的纪录片一样,“毒气岛”专题片也触发人们对那段历史的思考。

很多网友表示,日本人应该知晓这些历史,并有义务将其传播下去。

绫濑遥说,藤本在接受采访时不断强调自己曾是加害者,为了不让战争悲剧重演,他一直持续向人们讲述自己的经历。

绫濑遥说,听了藤本的话,她再次感到战争的可怕与和平的珍贵,希望这样的话能有更多人听到。

日本作家山崎雅弘在网上发文说,近期播出的731部队等战争题材的影片,都是为了面向新的未来而敢于直视阴暗历史。不过,一些继承了战前、战中思想的人现在仍然对曾经令自己国家走向破灭的阴暗历史视而不见。

日本侨报社社长段跃中表示,日本媒体近期播出这样的节目,一方面表明日本主流媒体存在反战思想,另一方面也对日本国民形成良心上的震撼,促使他们在日常生活中更积极地反省历史,同时对日本民间的反战力量也是一种鼓励。

不过,段跃中也认为,播出节目并不等于完成对日军战争罪行的揭露和反省,这只是一个开端,如果人们在观看节目后受到启发和激励,或将能够更加深入地去挖掘和还原历史。

日本メディアが「毒ガス島」の歴史を暴露、各界から再認識の声

日本の瀬戸内海沿岸、広島県と愛媛県の境に位置する大久野島は風光明媚な観光地である。しかし、第二次世界大戦中、ここには日本軍の毒ガス製造工場があった。このため、大久野島は「毒ガス島」とも呼ばれている。

連合軍の空爆を避けるため、島中の関係する施設はすべて迷彩色に塗られていた。化学兵器の製造や使用の事実を隠すため、日本当局はかつてこの島の存在自体を地図上から抹消していた。

日本のTBSはこのほど、「毒ガス島」の歴史に関するドキュメンタリー番組を放送した。番組では、女優の綾瀬はるかさんが大久野島を訪れ、多くの戦争経験者にインタビューした。

「この島は今、豊かな緑に覆われていますが、以前はむき出しで何もありませんでした。昔は島に毒ガスがあって、樹木が育たなかったからです。」今年91歳になる藤本安馬さんはこう語る。

藤本さんはかつて、毒ガスを製造する少年兵だった。彼は、「毒ガス島」の残酷な歴史を知る数少なくなった歴史の証人の一人である。

戦時中、約6700人がこの島で働き、毎日24時間毒ガスを製造していた。

藤本さんは今でも、当時製造していた強烈な毒ガス「ルイサイト」の化学方程式を暗記している。

「私はこの化学方程式を絶対に忘れられないのです。本来は自分が生きていくために学んだのですが、最終的には中国人を殺すために毒ガスを作ったのであり、私は完全な犯罪者なのです。」

番組スタッフはまた、中国河北省定州市北タン村も訪ねている。中国に侵略した日本軍が毒ガスを使用し多くの住民を殺害した場所である。

当時、村民は日本軍の来襲を知り地下洞に逃げ込んだが、予想外にも日本軍が毒ガスを投げ込み、多くの村民は逃げ場を失った。毒ガスから逃れるため村の中にある井戸から這い出した村民も日本軍にみな殺され、井戸は死体で埋まり、井戸の水は血で真っ赤に染まったという。

千人を超える村民が日本軍に惨殺された。

日本軍は、中国のその他の地区でも毒ガスを使用した。しかし、関連資料は戦後に故意に破棄され、「毒ガス島」の工場も破壊され、貯蔵されていた毒ガスも破棄された。日本軍の残忍な行為はこのように隠蔽され、これらの悪行は藤本さんのような体験者の記憶の中だけに留められた。

藤本さんは「私は毒ガスを製造し、中国人を殺したことがあります。」と語り、また、「これは紛れもない事実であり、ゆがめることのできないものです。」と語った。

NHKが放送した731部隊の暴行を暴露したドキュメンタリーと同じく、「毒ガス島」をテーマにしたこのドキュメンタリーも、過去の歴史について考えるよう多くの人を動かした。

多くのネットユーザーは、日本人がこの歴史を知るべきであり、語り継いでいく義務もあると反応した。

綾瀬はるかさんは、「藤本さんはインタビューの中で、自分が加害者だったことを何度も強調し、戦争の悲劇を繰り返さないために、自分の体験を伝え続けています。

「藤本さんのお話を聞いて、戦争がどんなに怖いものなのか、そして平和のありがたさを改めて感じました。多くの人に藤本さんのお話を聞いて欲しいと思いました。」とコメントしている。

作家の山崎雅弘氏はインターネット上で、「最近放送した731部隊などのような戦争をテーマにしたドキュメンタリーはみな新たな未来に向かうために過去の暗黒の歴史を直視している。しかし、戦前、戦時中の思想を受け継いでいる一部の人たちは依然として、かつて自国を破滅に向かわせた暗黒の歴史に目を向けようとしない。」と発言した。

日本僑報社の段躍中編集長は、日本のメディアがこれらの番組を放送したことは、日本の主流メディアに反戦思想が存在することを示し、また、日本国民の良心に衝撃を与えて、日々の生活の中でより積極的に歴史を振り返るよう促すと同時に、日本の民間の反戦のエネルギーに対しても一種の激励となったと述べた。

ただ、段躍中編集長は、次のようにみなしている。これらの番組の放送により、日本軍の戦争の罪を暴露し、反省することが終わるわけでなく、これはきっかけに過ぎない。人々が番組を見て啓発や感化を受けるなら、より一層歴史を掘り下げ、真実を取り戻せるかもしれない。

(翻訳/新華網日本語)

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