新華網東京7月25日(記者/王可佳 馬崢)日本・衆議院は24日、再び加計学園をめぐるスキャンダルについて再度審査を行い、日本の安倍晋三首相が質問に応じたが、審査ではまだ実質的な進展が得られていない。100人を超える日本国民が当日国会前で集会を開き、安倍内閣の即時退陣を求めた。
日本・衆議院予算委員会は当日、加計学園をめぐるスキャンダルについて審査を行い、安倍首相及び文部科学省前川喜平前事務次官、安倍内閣の首相補佐官和泉洋人氏ら重要人物がいずれも集中審議に出席した。しかし、各当事者がそれぞれ自分の言い分を主張しただけで、集中審議では実質的な進展が得られていない。
現地時間の昼12時ごろ、100人を超える日本国民が国会前に集まり、加計学園をめぐるスキャンダルなど安倍政権が関わる一連の問題に対し抗議活動を行った。抗議活動参加者は「加計学園疑惑を徹底的に解明せよ」などと書かれた標語を高らかに掲げ、「安倍は直ちに退陣せよ」などのスローガンを高らかに叫んでいた。
日本の最大野党・民進党の福山哲郎幹事長代理は集会で、「当日の集中審議で、安倍政権は中身のないペラペラ答弁をまくし立てていた。日本国民は、首相官邸が加計学園とのスキャンダルの関係から逃れられず、これにより安倍内閣の支持率が3割の大台を切るものとみなしている。」と表明している。