新華網香港7月1日(記者/霍小光、趙博、顔昊)習近平国家主席は30日の夜、香港特別行政区政府の歓迎晩餐会に出席し、重要談話を発表した。
習主席はまず中央政府と全国の各民族人民を代表し、香港市民全員に真摯な挨拶と良好な祝福を伝えた。
習主席は、次のように指摘した。「一国二制度」は中国の一つの偉大な試みである。統一的な国家の中で、国家の主体が社会主義制度を実行し、ごく少数の地域が法に基づいて資本主義制度を実行することは、これまでの人類の政治的実践では見られなかった。前人が非凡な勇気で問題を探求し、難関を突破してきた。よって、後世の人々は確固たる信念をもってそれらを実践し、且つ発展させていかねばならない。
習主席は更に、次のように指摘した。香港がさびれた小さな漁村から世界に名を響かせる現代的な大都市に発展できたのは、香港同胞が世代を超えて努力してきた結果なのだ。香港同胞の持つ愛国愛港(国を愛し香港を愛する)、自らたゆまず努力し、向上しようと必死に努力し、臨機応変に事に当たるという精神が、香港の成功の鍵となっている。特に指摘すべきなのは、香港同胞が国の改革開放と現代化建設に一貫して参与し、多大な貢献を行ってきたことだ。中央政府と全国人民はこれをずっと忘れない。香港同胞は香港をしっかりと管理し、建設し、着実に発展させる能力や知恵を十分にもつだけでなく、国家の発展ひいては世界の舞台でその腕を存分に発揮し続けることができるだろう。