新華網北京6月7日 6月7日、習近平国家主席がカザフスタン共和国を公式訪問する前に、『Aikyn Gazeti』紙に、「中国・カザフスタン関係に夢の翼を挿す」と題する署名入りの文章を発表した。

習主席は文章の中で以下のように記している。

2013年、私が始めてカザフスタンを公式訪問した期間に、シルクロード経済ベルトを構築するという構想を提出し、「一帯一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」協力もここから発端した。四年間にわたって、「一帯一路」の共同構築はますます構想から行動に移行し、理念から実践へと転化してきて、開放的かつ包容性のある国際協力のプラットフォームとなり、また、国際社会でよく歓迎されるグローバルなパブリックプロダクトとなった。

今回カザフスタンを訪問する主な任務としては、ナザルバエフ大統領と共に、新たな情勢の下で、如何に中国・カザフスタンの全面的戦略パートナー関係を推進し、いかに中国・カザフスタンの全面的協力の発展スピードを加速するかについて、意見を交わし、全面的なアレンジを行うことだ。もう一つの重要なスケジュールは上海協力機構（SCO）アスタナサミットに出席することだ。

カザフスタンが上海協力機構（SCO）輪番議長国を担当して以来、本組織の発展のために積極的な貢献を果たした。中国側は今回のサミットの後、輪番議長国を担当する。

これからカザフスタン側とその他のメンバー国と共に努力し、アスタナサミットをスタートポイントし、上海協力機構（SCO）の新たな発展の実現を推し進め、一層地域各国の人民に幸福をもたらしていくことを願っている。

私が、初心を忘れずに着実に実行していけば、中国・カザフスタンの関係はきっと夢の翼が挿され、より良い未来へ飛ぶことができると信じている。