:
誰が「除染」しているのか——福島の放射能汚染と絡めた騙しの手口
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-03-21 10:19:38 | 新華網 | 編集: 王珊寧

谁在“除染”?——福岛核污染引发的骗局

福岛核泄漏事故发生距今已有6年,当地重整任务仍然艰巨。“除染”人手不足、政府监管缺失的情况下,一些日本企业打起了难民的“歪主意”。

 

 

【危险下的诱骗】

记者2月下旬刚去福岛进行了实地探访,站在核电站机组西侧海拔35米的高台上俯瞰机组,辐射检测仪的最高值竟超过每小时150微希沃特,是东京日常水平的3000多倍,仪器震得记者手发麻!

在核辐射区域清除核污染的工作是个长期工程,主要任务是清理受到核辐射污染的地表土等污染物,这被称为“除染”作业。

危机中,却出现了恶劣骗局——“来福岛除染可以延长签证”。诱骗之下,一些不明就里的难民被“骗”到福岛从事着很多日本人不愿意做的“除染”工作。

孟加拉国难民侯赛因·莫尼和侯赛因·德罗阿莱就这样来到福岛县饭馆村。据日本《中日新闻》报道,日本的一位孟加拉国老乡将二人介绍给一位自称来自人才派遣公司的男性。这名日本男性对两人说,“除染是为国工作,因此可以延长签证”,莫尼和德罗阿莱信以为真。

然而,当他们干完活后去仙台入国管理局办理“在留手续”,并对工作人员说“我们干了除染工作”后,工作人员却一副不可思议的表情:“说什么呢?不明白。”这时他们才发觉被骗。

再找那家雇用他们的名古屋建筑公司时,他们发现公司早已改了名字,位于福岛的事务所也已人去楼空。

 

 

【外国人的身影】

据莫尼和德罗阿莱回忆,2015年1月至3月前往福岛进行“除染”工作时,现场约20人的工作队伍中,约半数人都是外国人,他们都被怀疑是在申请难民资格,包括印度人、斯里兰卡人、孟加拉国人等。

出生于巴西的石川是另外一支外国人队伍中的“包工头”。他反映称,政府要求工人接受防辐射教育的程序形同虚设:大多数外国工人并不懂日语,东京电力公司发放的防辐射手册都是日语或英语,很难读懂,现场也没有翻译。

 

【骗局后的真相】

骗局曝光后,日本法务省入境管理局难民认定室称之为“性质恶劣”,并表示近期将开展调查。

日本媒体分析认为,在“除染”工作严重人手不足的情况下,“诱骗”情况可能普遍存在。

誰が「除染」しているのか——福島の放射能汚染と絡めた騙しの手口

福島の放射能漏れ事故の発生から今年で6年が経過したが、当地の環境回復任務は依然として厳しい。「除染」作業は人手不足で、政府の監督管理が行き届いておらず、一部の日本企業が住民を困らせる「悪知恵」を働かせている。

【危険な状況下での言葉巧みな騙し】

記者が2月下旬に福島で実地調査を行い、原子力発電所の発電機西側の標高35メートルの高台に立って発動機を見下ろすと、放射能測定器の最高値は毎時150マイクロ・シーベルトを超え、東京の日常水準の3,000倍余りに達し、機器を持つ記者の手が震えた。

放射能汚染区域での放射能汚染の洗浄作業は長期的な取り組みで、主要任務は放射能で汚染された地表土などの汚染物質を排除することで、「除染」作業と呼ばれる。

この危機下で、意外にも「福島に来て除染作業を担当するなら、ビザを延長できる」という騙しの手口が発覚した。この手口によって、一部の事情をよく知らない難民が騙されて福島に連れて来られ、多くの日本人が関わりたがらない「除染」作業に従事させられている。

バングラデシュ難民のフセイン·モニーさんとフセイン·ドロアレさんもこうして福島県飯館村に来た。日本の『中日新聞』によると、日本にいるバングラデシュ人が二人を人材派遣会社勤務と自称する男性に紹介した。この日本人男性は2人に「除染は国のための仕事だから、ビザを延長できる」と話し、モニーさんとドロアレさんはその言葉を信用した。

しかし、彼らが作業を終えて仙台入国管理局で「在留資格を手続き」を行うときに、担当者に「私たちは除染作業をしました。」と伝えると、不思議そうな表情を浮かべて「何を言っているのですか。わかりません。」と告げられた。彼らはこのときにはじめて騙されたと気がついた。

彼らを雇った名古屋の建設会社を再び探し出したときには、社名変更され、福島にある事務所に誰もいなかったという。

【外国人の影】

モニーさんとドロアレさんの回想によれば、2015年1月から3月にかけて福島に行って「除染」作業をした当時に、現場の約20人の作業チームのうち、約半数はインド人、スリランカ人、バングラデシュ人などを含む外国人で、難民資格の申請を疑われた。

ブラジル生まれの石川さんは別の外国人チームの「請負業務責任者」だ。石川さんの話しによると、政府が作業員に受講を義務付けた放射能予防対策教育の手続きは表面的なもので、大多数の外国人作業員は日本語を理解できず、東京電力から配布された放射能予防対策マニュアルはすべて日本語、又は英語で記述され、現場に通訳もいなかった。

【騙しの手口の真相】

この騙しの手口が暴露された後、日本法務省の入国管理局、難民認定室は「悪質だ」として、近く調査を実施すると表明した。

日本メディアは「除染」作業は人手が大幅に不足しているため、「わなにかける」ことが横行する恐れがあると分析する。(翻訳/新華網日本語)

中日対訳のホームページへ

 

 

010020030360000000000000011100381361450061