新華網北京3月13日(記者/李宣良、王経国、王玉山)習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は12日午後、第12期全国人民代表大会第5回会議の解放軍代表団全体会議に出席した際に、次のように強調した。経済社会の発展及び科学技術の進歩に恵まれた土壌に立脚して、勢いに合わせて行動し、勢いに乗って上昇する。軍民融合の発展戦略を深層から実施し、軍民が協力する刷新に取り組み、軍民の科学技術基盤となる要素の融合を推進する。軍民融合型の革新的なシステムを早急に確立し、科学技術による興軍の推進により一層、尽力し、科学技術の刷新に必要な戦闘力を求めることを堅持し、我が軍の建設に向けて強大な科学技術支援を提供する。
習近平主席はまた、次のように強調した。科学技術による興軍を推進するには、国家戦略の策定において統一的な準備計画を行い、国家戦略計画との連携を強化する。中国共産党中央委員会は国家イノベーション駆動型発展戦略を深層から実施し、軍民融合型の発展戦略に向けて戦略的な策定を行っている。また、一連の計画を制定し、科学技術による興軍を推進するために重要な指針も提供している。我が軍は軍隊建設と「第13次五カ年」規画の発展を徹底して連動させ、目標、経路、重点及び突破口を正確に探し、実践によるけん引と体系的な論証を堅持しなければならない。また、先進の理念、方法、手段を運用し、専門家のシンクタンクシステムとしての役割を発揮し、戦略的な統一計画水準を引き上げる必要がある。
習近平主席はさらに、次のように指摘した。国防科学技術及び武器装備分野は軍民融合の発展における重点であり、軍民融合の発展水準を評価する重要な指標でもある。国防及び軍隊建設に奉仕できる最前線の先端技術を自発的に開発、育成、運用し、軍事能力を発展させる潜在的な成長軸を把握し、軍事ニーズによる誘導を強化し、民間技術の軍用化を最大限に実現し、国防科学技術の民用化という大型プロジェクトの完成に努め、国防科学技術の転化と運用における最大の効果を発揮し、多次元が一体化し、協力して推進し、飛躍的に発展する新興分野における融合と発展の構図を形成する。
習近平主席は次のように強調した。国の教育資源の優位性と我が軍の院校の特色を発揮し、有能な軍事人材の育成依託システムを改善し、高資質の新しい軍事人材を育成する。合同作戦のための院校を中心に据え、兵種による専門的な院校を基盤に、軍民融合型の育成によって、補完する院校の構図を構築しなければならない。
習近平主席は次のように指摘した。党中央は中央軍民融合発展委員会の設立を決定し、中央の側面で軍民融合発展に対し集中的・統一的な指導を強化していく。中央や国家機関、地方の各級の党委員会と政府及び関連方面は国防意識を強化し、国防や軍隊建設改革を支持し、「強軍」事業に堅固な支援を与えなければならない。
(新華社より)
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