新華社記者 馬平 撮
新華網東京3月6日(記者/沈紅輝)日本の与党、自民党は5日、党則の総裁任期に関する規程の改正を正式に決め、これにより自民党の現職の総裁である安倍晋三首相の執政が長期に及ぶ可能性があるという。
自民党の第84回定期党大会が5日東京で開かれ、二階俊博幹事長が大会に向けて「総裁公選規程の改正案」を提出し、現在党則で規程されている最も長い総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に改正した。意見募集の一環で異議を申し立てる者がいない場合、当修正案が正式に採択されることになる。つまり、安倍首相は総裁任期が2018年9月に連続2期の満了を迎えた後も次期総裁選に引き続き立候補することが可能となる。
また、大会では2017年党運動方針案が採択され、「自民党は国会で憲法改正に向けての議論をより加速化し、憲法改正に向けた道筋を国民に鮮明に示す。」と伝えられた。安倍首相は演説の中で「自民党は憲法改正に関する具体的な議論を喚起するよう導く必要があり、これは日本の『背骨』を担ってきた自民党の歴史的使命だ。」と述べていた。
(新華社より)
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