工業情報化部の苗圩部長は5日「両会の部長通路」でインタビューを受けた。
新華網北京3月6日(記者/施雨岑、张辛欣)「昨年は、APP(アプリケーションソフトウェア)から削除された発信者番号表示の偽装ソフトだけでも1700個余りに上りました。」と工業情報化部の苗圩部長は5日「両会の部長通路」( 大臣クラスの人物が会場に入場する際に「避けては通れない通路」)を歩いていた時に、通信ネット詐欺の防止・取り締まり及び次の関連作業の重点について説明した。
苗圩部長の説明によると、工業情報化部は2016年に、「昨年末までに携帯電話の実名制を全面」的に実現させる」、「新規ユーザーの通信ネットワークへの加入にはすべて実名登録とする」といった一連の措置を講じ、また1億2000万の既存のユーザーに対して、実名再登録を実施した。削除された発信者番号表示の偽装ソフトは1700個余りに上り、また違法な発信者番号表示の偽装ソフトに対し「見られない、検索できない、ダウンロードできない」などの措置がとられたという。
苗圩部長は「各方面の努力を通じて、通信・ネット詐欺が多発する勢いはきっと効果的に抑えることができると私は信じています。」と語り、「次の段階では、工業情報化部は電話利用者の実名登録、重点業務の規範化、インターネット上の発信者番号表示偽装行為への取り締まり、技術上の予防、遮断といった各仕事に対し、厳しく要求し、息が抜けないようにすることを維持し、また部門間の協力を強化し、通信ネット詐欺の防止・取り締まりの仕事を共に着実に行い、庶民の切実な利益を確実に、しっかりと守っていく。」と述べた。
(新華社より)
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