撮影/新華社記者 姚大偉
新華網北京2月23日(記者李忠発)中国の習近平国家主席が22日、北京の人民大会堂でフランスのカズヌーヴ首相と会見した。
習近平主席は次のように指摘した。中仏両国は全面的戦略パートナーであり、国連安全保障理事会の常任理事国でもある。健全かつ安定した中仏関係は両国と両国人民の根本的利益に合致し、また世界の平和的発展のニーズでもある。2014年に中仏が緊密で永続する全面的な戦略パートナーシップの新時代をスタートさせてから、両国の各分野における協力交流はよりスムーズで効率的になり、人的・文化的交流が日増しに深まり、地方の協力がまさに発展しつつある。中仏は国連気候変動パリ会議及び20カ国・地域グループ(G20)杭州サミットを共に促進して成功させている。我々はフランス側と共に努力し、中仏関係の良好な発展の勢いを維持していくことを望んでいる。
カズヌーヴ首相は次のように表明した。フランス側は仏中の全面的戦略パートナーシップの発展が実り多い成果を収めることができるよう推進することに尽力する。当面の復雑で変化に富んだ欧州・世界情勢のもと、中国は一挙手一投足が国際的な影響を及ぼすものだと言える。フランスは中国が国連気候変動パリ会議の成功のために果たした重要な役割に対し感謝の意を表する。フランス側は中国側と経済貿易、科学研究、原子力、航空・宇宙、自動車製造などの分野及び『一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』の枠組み内のインフラ整備などの協力を強めていきたい。仏中は国連安全保障理事会の常任理事国同士として、また核拡散防止条約(NPT)の重要な締約国として、国際事務における協力を強化し、共に多角主義の推進に努め、世界の平和と安定を守るべきだ。フランス側は相互信頼に基づいた欧州・中国関係がより大きく発展するよう引き続き積極的に推進していく。
(新華社より)
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