トルコ最大の都市、イスタンブールで10日夜に爆弾テロ事件が発生した。
「クルド自由の鷹」は11日、トルコ最大の都市、イスタンブールで10日夜に発生した爆弾テロ事件2件の犯行声明を発表した。同日、数千人がイスタンブールの街に出てテロリズムの犯行に抗議した。
トルコメディアの報道によると、「クルド自由の鷹」は10日夜、イスタンブールの武装警察を攻撃した。
駐イスタンブール中国総領事館は11日、イスタンブ―ル市政府と連絡を取り、今回のテロ事件で中国公民の死傷者はいないことを確認した。
トルコ政府は11日を全国追悼日に定め、イスタンブール爆発テロ事件の犠牲者に追悼を捧げた。
「クルド自由の鷹」はクルド労働者党と関連性のある組織で、先ごろはイスタンブールとアンカラなどのトルコで発生した一連のテロ事件の犯行声明も出している。同組織はトルコと米国でテロ組織に指定されている。
クルド労働者党は1979年に発足し、武力による独立国家の確立を意図しており、トルコ、米国、EUにテロ組織と指定されている。