習近平国家主席は12月1日、北京の人民大会堂でシエラレオネのコロマ大統領と会談を行った。（新華社記者 丁林 撮）
新華網北京12月2日（記者/李忠発）習近平国家主席は1日、人民大会堂でシエラレオネのコロマ大統領と会談を行った。両国の元首は中国とシエラレオネの関係を全面的な戦略的パートナー関係に引き上げ、中国アフリカ協力フォーラムヨハネスブルグサミットの成果の実行を契機に、両国各分野の友好と互恵協力を全面的に開拓し深め、両国の人民に幸せをもたらすと決めた。
習主席は次のように指摘した。中国とシエラレオネが国交を樹立してからの45年間、双方は相互に尊重し、平等で相互に信頼し、互恵とウィンウィンを守り、お互いの核心利益にかかわる問題と重大な関心を寄せる問題において理解し合い、支持し合ってきた。両国関係は時間と国際情勢の変化の試練に耐え得て、時間の経過により更に堅固になった。双方は政治的相互信頼を確固たるものにし、共通の利益を維持しなくてはならない。
習主席は次のように強調した。中国側はアフリカ連合の自強と一体化プロセスの素早い進展を嬉しく思っている。我々は親・誠・恵・容（親しくすること、誠実に付き合うこと、互恵を目指すこと、寛容な姿勢を貫くこと）というアフリカに対する政策理念と正確な利益観を堅持し、中国・アフリカ協力フォーラムヨハネスブルグサミットの成果を全面的に実行に移し、自身の発展とアフリカの自主的で持続可能な発展への支援を結びつけて、互恵ウィンウィンと共同発展の実現に取り組んでいきたい。
コロマ大統領は、次のよう述べた。中国はシエラレオネにとって、信頼できる真の友人である。シエラレオネは1つの中国という政策を堅持し、中国の発展の成績に敬服しており、中国側と各分野における協力を強め、習主席が中国・アフリカ協力フォーラムヨハネスブルグサミットで提出した「十大協力計画」をしっかりと実行し、シエラレオネと中国、そしてアフリカと中国の全面的な戦略的パートナー関係が深めるよう推し進めたい。シエラレオネ側は国際問題において中国側と緊密に交流し協力し、相互支持を深めて生きたい。(翻訳/薛天依）
（新華社より）
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