新疆文物考古研究所の考古学者が、ニルカ県の吉仁台溝口遺跡で考古作業中に350平方メートルの住居跡を発見した。同遺跡ではこれまでに14棟、2000平方メートル以上の住居跡が見つかっている。写真は、考古現場の様子。
新疆文物考古研究所は2015年6月17日に吉仁台溝口遺跡と墓地で補修目的の考古発掘を開始。考古作業員は大量の石炭、炭粒、燃え残った石炭の塊、古人が調理と暖を取るために使用したかまどと灰坑を発見した。作業員は出土品と墓の形状から、遺跡は今から約3500年前の青銅時代のものと推測。この発見により、中国での石炭使用の歴史は1000年以上早まった。