新華網インドゴア10月17日(記者/駱珺 魏建華)16日、BRICS諸国指導者と『ベンガル湾多分野技術経済協力構想』メンバー国指導者との対話会がインドのゴアで開催された。習近平国家主席はインドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領、ブラジルのテメル大統領、ロシアのプーチン大統領及びスリランカのシリセーナ大統領、バングラデシュのハシナ首相、ブータンのトブゲ首相、ネパールのプラチャンダ首相、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国務資政、タイの政府代表者らとともに出席した。
会議に出席した指導者らは「BRICS諸国と『ベンガル湾多分野技術経済協力構想』メンバー国の機会に満ちたパートナーシップ」という主題をめぐって討論を展開し、新興市場諸国と発展途上国の発展に向けた協力について協議を行った。
習近平主席は講演で、BRICS諸国及び『ベンガル湾多分野技術経済協力構想』のメンバー国はすべて発展途上国の大家族に属し、世界平和の擁護と地域の安全保護において共通の願いがあり、本国経済の発展、民生福祉の改善において共通するニーズがあると強調した。
習近平主席は次のように指摘した。新興市場国と発展途上国は現在、前代未聞の機会と試練に直面している。我々は手を携えて肩を並べ、共同で努力する必要がある。政策の疎通と協調を強化し、優位性の相互補完を実現し、地域経済の融合を推進しなければならない。『一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』構想及び『ベンガル湾多分野技術経済協力構想』の関係計画の有機的な結合を推進し、インフラ建設と相互連結を推進し、共同発展の実現に努める。
習近平主席は次のように強調した。中国側は一貫して発展途上国との協力を際立った位置に置き、南南協力のために新しいエネルギーを絶えず注入し、「親誠恵容(親しくすること、誠実に付き合うこと、互恵を目指すこと、寛容な姿勢を貫くこと)」の周辺外交理念を堅持し、アジアの互恵協力のために新しい未来を切り開いていく。中国側は各側とともに、BRICSのメカニズムをシステムにするために努力し、開放的で包括的、協力のウィンウィンというBRICS精神を指針とし、BRICS諸国と他国との対話及び協力を新しい高みへと絶えず推進していく。
(新華社より)
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