ボリビアのエボ・モラレス大統領は現地時間の6日、首都ラバスで、ボリビア訪問中の中国の王毅外相と会談しました。
モラレス大統領は、「両国は地政学的なパートナーで、執政理念で多くの共通点を持っている。ボリビア政府と国民は、中国が勝ち取った成果を尊敬し、世界発展事業に対する中国の約束に称賛の意を表す。また、ボリビアの経済と社会発展への援助に感謝する」と述べました。そのうえで「経済や貿易、投資、エネルギー、インフラ、公共安全などの分野における両国の協力を深めていきたい」と語り、中国との戦略的な意義を持つ関係を緊密化し、ラテンアメリカ一体化と区域内の連携を共同で推し進めていく姿勢を表しました。
これをうけて、王毅外相は習近平国家主席の挨拶を伝えた後、「中国は国の大小を問わず一律平等という外交政策を貫いており、ボリビアとの関係を重視している」と、中国政府の立場を示しました。そのうえで、ボリビアが社会発展で尊い成果を勝ち取ったことや長期にわたって独立自主の外交政策を堅持していることを称賛しました。王外相はさらに、「両国は多くの共通した理想と利益を持っている。ボリビアが国情に合う発展の道を探ることを、中国は揺ぎ無く支持していくとともに、今後も両国の各分野における実務的協力を積極的に推し進めていき、ボリビアの加工業の発展、製品の付加価値の向上、自主発展の能力強化を後押ししていく」と、両国関係のハイレベルの発展を促していくことを強調しました。
(文字/中国国際放送局 写真/新華社)
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