中国とロシアが南中国海の海域で合同演習を行うなか、米海軍の海上実戦演習「ブレイブシールド2016」が、南中国海に近いフィリピン沖で「戦幕」を開いた。演習は大規模で、米軍の戦艦がスタンダードミサイル、RAM対空ミサイル、トマホーク巡航ミサイルなどの主力武器の実弾射撃を行い、その高い攻防能力を示した。2つの演習が重なり、米国は意図的だったと思われる。