新華網杭州9月4日(記者/畢玉明 方益波)20カ国・地域グループ(G20)杭州サミット出席のために中国を訪れたブラジルのテメル大統領は3日新華社記者に対し、中国は経済成長率を長期にわたり比較的高いレベルに維持し続け、世界に有益な経験を与えた。今回のサミットは「中国の模範」をより多くの国々にもたらすことができる見通しで、現在回復期にあるブラジル経済には中国の経験が必要だと語った。
これはテメル大統領がブラジルの大統領に正式に就任してから、初めて参加する国際会議にあたる。
テメル大統領はG20メンバー間の協調・相互交流に対し肯定的に評価し、また今年10月に開催されるBRICS首脳会議について特に提起した。テメル大統領は、 G20サミット及びBRICS首脳会議などのメカニズムが関連国間の関係を強化しただけでなく、各国自身の発展をも促進したとみなしている。
ブラジル・中国関係について話しが及ぶと、テメル大統領は次のように語った。両国関係は過去数十年間にわたり絶えず強化されてきた。中国・ブラジルの上層部の相互交流は二国間外交や経済貿易関係の発展を極めて大きく推進させた。中国は現在、ブラジルの最も主要な貿易パートナーだ。両国の距離は遠く離れているが、ブラジル・中国の関係はここ数年でますます緊密になっている。
(新華社より)
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