新華社記者 丁林 撮
習近平国家主席は25日、人民大会堂でアメリカの国家安全保障問題担当のライス大統領補佐官と会談しました。
習近平主席は「過去3年にわたって、オバマ大統領と何度も行った会談の中で、重要な共通認識について多くの合意に達してきた。特に、中国は米国と共に新しい形の大国関係を構築し、中米関係が衝突・対決せず、互いに尊重し、協力ウィンウィンを図る軌道に沿って持続的かつ安定的に発展することを推進している」と指摘しました。
また、習近平主席は「G20は世界経済を管理する上で主要なプラットフォームである。現在の国際情勢の中で、両国は密接に協力し、共にG20首脳会議・杭州サミットが積極的な成果を収めていくことを推進して、世界へ信念を伝え、世界経済へ原動力を注ぎ込んでいくべきである。また、オバマ大統領と今年9月に杭州で開かれるG20首脳会議で再会し、引き続き両国関係の将来が安定的かつ明確な方向へと発展していける基礎を固めていくことを期待する」と述べました。
ライス補佐官は習主席に、「オバマ大統領は今年9月に中国・杭州開催のG20首脳会議へ出席する際に、習主席と再び会見することを期待している」とオバマ大統領からのあいさつを伝えました。また、ライス補佐官は「米中関係は現在の世界では、最も重要な二国間関係の一つであると確信している。中国の成功は米国の利益と一致し、米国は中国と率直に対話し、相互信頼を増進して、密接な交流を通して相違点を実効的に調整していきたい」と表明しました
また、会見には楊潔チ国務委員が同席しました。
(写真は新華社より 文字は中国国際放送局より)
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