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日本メディア:安倍首相の経済分析は専門家と「大きく相違」
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-06-10 06:00:50 | 新華網 | 編集: 吴寒冰

日媒:安倍看经济与专家“大不同”

  日本首相安倍晋三本月26日至27日以东道主身份主持七国集团峰会,其间断言当前世界经济状况与2008年经济危机前状况相似,希望各方抱有“危机感”。这一言论不仅遭到部分参会国首脑反驳,认为“危机”一词言过其实,而且连日本国内的专家也难以苟同。

 

  日本共同社报道,不少专家认为,2008年的危机“与现状完全不同”,安倍的真实目的是通过渲染这种“危机感”为再次推迟上调消费税税率“找台阶”。

 

【对比牵强】

  安倍在26日的七国集团峰会经济议题讨论时声称,能源、粮食和原材料等商品价格自2014年以来跌幅达55%,与2008年雷曼危机前后相同,新兴经济体的投资增长率陷入低迷,流入新兴市场的资金也出现了2008年经济危机以来的首次负值。

 

  针对这一论述,日本农林中金综合研究所首席研究员南武志认为,商品价格下跌的“主要原因是近年来供给过剩,与先前危机时需求骤然消失的状况不同”,流入新兴市场的资金下滑是由于美国调高利率等正常化措施所致,“并非危机状况”。

 

【只重政治】

  为应对日益增加的财政压力,日本政府2014年4月将消费税提高3个百分点至8%,并打算在2015年10月进一步增至10%。不过,由于第一轮增税后日本经济下滑,国内消费遭受重创,日本政府2014年11月宣布将增税计划推迟至2017年4月。此后,安倍多次表示,“除非再遭遇金融危机或大地震”,不会再次推迟提高消费税率。

 

  针对日本媒体有关安倍可能再次推迟消费税再增税计划的报道,安倍本月14日一度予以否认。不过,日本政府相关人士27日透露,安倍认为世界经济面临类似雷曼事件的风险,增税可能使日本经济急剧恶化而且摆脱通缩的目标更难实现,因此决定再次推迟调高消费税率,可能于6月初正式宣布这一决定。

日本メディア:安倍首相の経済分析は専門家と「大きく相違」

 日本の安倍首相は5月26日から27日までホスト役の肩書きで主要7カ国サミットを主宰し、会期中に現在の世界経済の状況は2008年の経済危機前の状況と似ており、各国が「危機感」を抱くことを望むと断言した。この発言は一部の参加国の首脳の反論を招き、「危機」という表現は事実を誇張していると判断され、また日本国内の専門家でさえ、同意し難いと述べた。

 日本の共同通信社は、多くの専門家が2008年の危機は「現状と全く異なる」と認識しているが、安倍首相の真の目的はこの「危機感」を募らせ、消費税率の引き上げを再び延期する「口実を探す」ことだと報じた。

【無理にこじつけた対比】

 安倍首相は26日の主要7カ国サミットで経済の議題をめぐり討論を行った際に、次のように述べた。エネルギー、食糧、原材料などの商品価格は2014年以降、値下げ幅が55%に達した。2008年のリーマン・ショックの前後と同じく、新興経済体の投資の伸び率が低迷し、新興市場に流入する資金も2008年経済危機以降、初めてマイナスを記録した。

 この記述に対して、日本の農林中金総合研究所の主任研究員の南武志氏は、商品価格の下落の「主な原因は近年の供給過剰で、前回の危機時に需要が突然消失した状況と異なる」、新興市場に流れる資金の減少は米国の金利引き上げなどの正常化措置によるもので、「危機状況ではない」という見方を示した。

【政治のみを重視】

 日本政府は2014年4月、日益しに増大する財政の重圧に対処するため、消費税を3%から8%に引き上げ、2015年10月にさらに10%に増加する方針を示した。一方で、第1回目の増税後に、日本経済は下降し、国内消費が厳しく打撃を受けたため、日本政府は2014年11月、増税計画を2017年4月に先送りすると発表した。その後、安倍首相は再三にわたり「金融危機、又は大地震に再び遭遇しない限り」、消費税率の引き上げを再度、先延ばしすることはないと表明した。

 日本メディアの安倍首相が消費税の次の増税計画を再び延期する可能性があるという報道に対し、安倍首相は5月14日に一度はこれを否認した。だが、日本政府の関係者は27日、次のように明らかにした。安倍首相は世界経済はリーマン・ショックと類似したリスクに直面しており、増税は日本経済を急激に悪化させる恐れがあり、且つデフレ脱却の目標がより実現し難くなると判断したため、消費税率引き上げの再度の延期を決定した。6月初めにこの決定が正式に発表されるかもしれない。(翻訳/新華網日本語)

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