新華網北京5月17日(記者郝亜琳)国務院の李克強総理は16日の午後、人民大会堂で中国を公式訪問中のアフガニスタンのアブドラ最高執行官(CEO)と会談した。
李克強総理は次のように表明した。中国とアフガニスタンは互いに近隣しており、友好往来の歴史が長い。中国側はアフガニスタンを周辺外交の優先方向の一つとみなし、中国とアフガニスタンの戦略的パートナーシップを固め、発展させるよう尽力し、アフガニスタン側が国家独立、主権、領土保全及び安全の維持のために行ってきた努力を支持し、アフガニスタン側が中国側の核心的・重大な利益問題に関わる問題で中国側にゆるぎない支援を行ったことを賞賛する。中国側はアフガニスタン側と共に努力し、双方の政治、経済、安全、人文及び国際と地域事務などの分野における交流・協力の深化に尽力し、両国関係が再び新たな段階へ上るよう推進して、地域の平和と安定、発展のために新たな貢献を行っていくことを望んでいる。
アブドラ氏は次のように表明した。中国はアフガニスタンの重要な近隣であり友人だ。ここ数年、双方は共同の努力のもと、アフガニスタンと中国の上層部の往来は頻繁で、各分野の協力が絶えず強化されている。アフガニスタン側は対中関係の発展を非常に重視し、本国の核心的且つ重大な利益問題に関わる中国側の立場を支持し、アフガニスタンの民族の和解と経済再建に対する中国側の支援に感謝し、中国企業による対アフガニスタン投資や協力の拡大を歓迎する。アフガニスタン側は両国がインフラ建設、住宅保障、鉱物資源の開発、情報通信、農業、教育及び防衛・安全などの分野における協力を一層深め、地域の相互接続の建設を推進していきたい。アフガニスタン側は両国の経済協力に安全保障を提供できるよう全力を尽くす。
(新華社より)
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