新華網北京3月16日 16日、第12期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が閉幕した後、中国国務院の李克強総理は北京の人民大会堂で国内外の記者と会見し、記者たちの質問に答えた。
李克強総理は中国金融市場に関する質問に答えた際、次のように述べた。中国の金融機構はリスクに抵抗する能力がある。商業銀行の資本充足率は13%を超え、国際標準より高いからだ。また、我々は市場化の手段で企業の債務率を引き下げられる。
李克强総理は中国経済の長期にわたってよい方向へ前進していくことについて自信を持っていると強調した。彼は中国経済は困難と希望が並存し、希望のほうが困難よりも大きいと語った。
李克強総理は中米関係の問題に答えた際、次のように述べた。去年、中国が米国の最大の貿易パートナーとなり、貿易額が5600億ドル近くになったそのものは、中米の共通利益が絶えず拡大しており、そして食い違いを大いに上回るのを説明した。中米関係を如何に健全で前向きに発展させるには、やっぱりお互いに平等に取り扱い、互恵ウィンウィンの原則に従わなければならない。「中米協力を深めるのは中米両国だけでなく、全世界にもプラスになります。」
李克强総理は年金の支払い保障について次のように述べた。個別の地方で年金の支払いが困難になった問題が起こったが、それは一つの場所の困難で、一時的な問題だ。全面的長期的に見れば、中国政府が中国の公民に年金の支払いを保障することが何の問題もないだ。
李克強総理は、我々は生産能力を減少させるが、多くの労働者を失業させないことをしなければならなく、彼らに新しい仕事をさせることに努力すると述べた。
李克強総理は簡政放権(行政の簡素化と権力の下部への委譲)は必ず一つの理で全てを貫き、政府権力を減らす「痛み」で企業と群衆の事務処理の「痛快」と交換しなくてはならないと語った。
李克强総理は善隣友好を実現する鍵について次のように述べた。中国は安定な周辺環境と友好な善隣関係を持つ必要があると終始に主張してきている。地域の安定を維持し、善隣友好を実現する鍵は地域国家の共同努力によるものだ。