新華網北京3月9日 (記者/赵博)中国共産党中央台湾工作弁公室、国務院台湾事務弁公室の 張志軍主任は8日、次のように指摘した。3月5日の午後に習近平総書記が上海代表団の審議に出席した際、両岸関係について発表した重要演説は、全局を一手に握り、内包が豊かで、その立場が揺るぎなく、政策がはっきりとしており、新情勢下における台湾への取り組みについて基調を定め、両岸関係発展の方向を明示し、両岸同胞及び各当事者の注目や熱烈な反響を引き起こした。
張主任は次のように述べた。李克強総理の政府活動報告、兪正声全国政協主席の全国政協活動報告、及び7日の全国人民代表大会台湾代表団の活動出席においても、いずれも「九二共識」の堅持と、「台湾独立」への反対、両岸関係の平和的発展及び台湾海峡の平和・安定の維持を強調している。
張主任は次のような見方を示した。2008年、特に中国共産党第18回全国代表大会(「十八大」)以来、両岸関係の平和的発展は実り多い成果を獲得してきた。昨年、習総書記は台湾地区の指導者、馬英九氏と会見し、両岸の指導者が66年ぶりの面会を実現させ、両岸関係を新たな高さまで向上させ、両岸関係の未来のために新たな前途を切り開いた。
張主任は更に次のように強調した。当面、両岸関係はまさに重要な節目にあり、両岸同胞は両岸関係の今後の発展について非常に注目している。「九二共識」という政治的基礎を堅持し、平和発展の道を歩み続ければ、両岸関係の新たな前途を絶えず切り開くことができるだろう。
(新華社より)
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