2月16日の報道によると、湖南省の津市文物局は先ごろ懸賞の公示をした。懸賞金は1万元で、当地の博物館に所蔵される6枚の古いインド金貨の裏に刻まれた文字を解読した人に渡される。1960年代、卵白のうわぐすりが施された箱が涔澹農場で見つかり、その中に6枚の外国金貨が入っていた。それは現在の1元ぐらいの大きさだった。1980年代になると、この6枚の金貨は津市博物館に移送され、国家1級の文物に指定された。
数十年来、津市の文物スタッフはこの金貨に刻まれた情報の解読を試みてきた。2001年まで中国の貨幣学会を通じて新疆考古学研究所で考証を重ねた結果、この金貨はインドのもので、デリー・スルターン朝時代に鋳造されたことが分かった。ギリシャの貨幣鋳造技術が採用され、両面にクーフィー書体のアラビア語が刻まれている。正面には王の名前が刻まれているが、裏面の文字の意味は不明である。写真は金貨の正面。
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