浙江省の日刊紙「今日早報」は昨年7月6日、オーストラリア留学中の杭州出身の女子学生董思群さんが銀行口座に20万豪ドルが増えているのを発見し、すぐに銀行に返したとのエピソードを中国紙で初めて紹介した。このニュースはネット上で大きな反響を呼び、多くのメディアが相次いで続報を報じた。
オーストラリアからはこのたび、この物語がまだ終わっていないことをうかがわせる知らせが伝わってきた。南オーストラリアの教育普及部門「Study Adelaide」によって董さんが「南オーストラリア留学大使」に選ばれたのである。この称号が与えられた最大の原因はやはり、巨額の不明金を銀行に自ら返したことだった。
「澳オーストラリア留学大使」は、南オーストラリア洲の教育普及部門が同地区の外国人留学生に与える栄誉の称号。数多くの留学生の中から毎年選ばれ、それぞれの国の最優秀の学生がその国の「南オーストラリア留学大使」となる。
(チャイナネット)
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