新華網北京2月18日(記者/安蓓、趙超)中国国家発展改革委員会の趙辰昕報道官は17日、次のように述べた。中国の国際収支は現在、良好な状况を維持し、越境資金流動も正常な範囲にあり、人民元為替レートは通貨バスケットに対しほぼ安定を維持していて、さらには、やや上昇する傾向がある。中国は人民元為替レートが合理的で均衡な水準で基本的に安定であることを保つ能力を持っている。
「中国は全世界に開放した大国であり、連日にわたる外貨の流出入は大変、正常なことだ。」趙辰昕報道官は、次のように説明した。人民元為替レートに影響する4つの重要な要素は変わらない。中国の外貨準備高世界1位の地位は変わらない。中国が毎年、大幅な貿易黒字を計上していることは変わらない。人民元の国際化を安定して推進する姿勢は変わらない。人民元為替レートが双方向に変動する新常態は変わらない。
趙辰昕報道官は同日、最近の食品価格の上昇が中国の年間消費者物価指数(CPI)に与える影響は大きくないと指摘した。
「全体的に、野菜価格の上昇は季節、祭日などによる変動範囲を超えていない。」趙辰昕報道官はまた、ここ最近の食品価格の上昇は、1月と2月のCPIを支える重要な作用があるが、この短期的な変動が年間CPIに与える影響は大きくないとの見通しを示した。
(新華社より)
関連記事: