李克強総理は１月４日、杏花嶺小北関のバラックで住民と話し合っている。新華社記者 謝環馳 撮
新華網太原1月6日 １月４日から５日にかけて、新年の始まりに、中国共産党中央委員会政治局常務委員、国務院の李克強総理は山西省委員会の王儒林書記、李小鵬省長の同伴のもとで太原を視察した。
太原鋼鉄グループは世界最大のステンレス製造企業である。李克強総理は視察を通じて、企業の生産経営、製品構造調整、雇用及び効果と実益などの状況を詳細に把握した。李克強総理は次のように述べた。企業は数多くの鍛錬と試練を経験し、困難を恐れない精神を発揚し、主要業務を強化し、市場ニーズの多元的な発展に適応し、潜在力を開発しなければならない。また、技術、品質、管理に注力する姿勢を堅持し、より多くの良質な製品を投入して有効な供給を拡大し、品質と効果を向上させていく必要がある。
西山石炭火力発電グループの大型現代化炭鉱で、李克強総理は台車に乗って地下数百メートルの深さの坑内で採掘現場を視察し、作業中の炭鉱作業員と会話し、電話で地上の担当者に坑内で観測されたガス濃度を尋ね、安全を最優先するように指示した。
清華科技園、太原サブパークに２００社余りのハイテク及びクラウドイノベーション関連の中小企業が集まった。李克強総理は三合盛省エネ技術サービス公司を視察し、技術イノベーションのポイントと市場での応用状況について理解した。
杏花嶺小北関のバラックの多くは１９５０年代に建設された簡易の平屋住宅で、今年のバラック改造計画に入っている。李克強総理は住民の家屋を訪問し、関連政策について理解しているかどうか、どんな要望があるかなどを住民に質問した。
李克強総理はまた、晋商博物館を見学し、晋商（山西省のビジネスマン）文化と晋商精神について理解した。
李克強総理は、山西省で中央経済工作会議の精神を全面的に徹底して実行し、新しい発展の理念と良好な精神状態によって、難題を克服し、重圧に抵抗して調整を促し、構造改革においてアップグレードの発展を早急に実現するように要請した。
