中国と世界のインターネットの融合と発展に伴い、中国のネットユーザーのボーナスは世界のインターネットに対して、尽きることなき「波及効果」を形成している。ネット通販を例とすると、海外からの商品購入が流行している。「ブラックフライデー」、「サイバーマンデー」は、中国人ネットユーザーの「ダブル11」「ダブル12」以外の新たな選択肢になっている。中国の決済システム支付宝(アリペイ)のデータによると、今年のブラックフライデーの全体的な決済額は前年比で約30倍増に、受注額は約35倍増になった。
革新のボーナス
政策 ネットユーザーのボーナスを力強い後ろ盾とし、革新のボーナスが急速に引き出されている。中国のIT企業、創意 意欲あふれる創業者らは、世界に先駆けるアプリとビジネスモデルを創造し、革新の模範から自主的な革新への飛躍を実現している。
第12次五カ年計画期間(2011-15年)、中国の4G端末と関連製品が世界的に受け入れられた。今年第2四半期の世界スマート端末出荷台数の上位5機種のうち、中国ブランドが2機種を占めた。国産スマート端末の独自の技術 知的財産権が占める比率が上昇を続けており、ファーウェイなどのメーカーは国産スマートICチップを主力製品に採用している。中国インターネット情報センターが発表した報告書とデータによると、中国のIT企業の時価総額が急増を続けている。上場企業は328社で、うち61社が米国上場。時価総額は7兆8500億元。アリババ、テンセント、百度、京東は、世界IT企業トップ10入りしている。
習近平総書記は数日後、自ら烏鎮を訪れ、重要な基調演説を行う。8人の海外首脳、約20人の国際組織の責任者、約50人の海外長官クラス高官、約120カ国 地域の約600社のIT企業のリーダー、インターネットの有名人、専門家 学者、約2000人の国内外のゲストが、世界インターネットガバナンス及び革新のアイデアをもたらす。彼らは世界のサイバー空間運命共同体と融合し、これをけん引する中国の、インターネットの新たな出港を見守ることになる。(筆者:国家情報センター政務外網発展計画処処長)
(チャイナネット)