タイフーン型原子力潜水艦は旧ソ連の潜水艦産業の至宝だ。世界最大の原潜で、水中排水量が驚異的な4万8000トンに達する。ロシアは2012年にタイフーン型の現代化改造を行う予定だったが、1隻の改造にかかる費用はボレイ型原子力潜水艦2隻分に相当するため、最終的に見送られた。