撮影/新華社記者劉秀玲
【新華社東京11月6日】日本の村山富市元首相と関連分野の著名な学者により共同執筆された『 検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』という本が近ごろ日本で出版された。当書の著者は5日に開催された出版記念会で、一致して「安倍談話」が歴史的事実を歪曲し、責任の帰属を曖昧にし、極めて誠意に欠けていることについて批判した。
村山富市氏は、「歴史的事実は消し去ることはできません。過去の歴史を学ぶことは非常に重要です。」と重ねて述べた。村山氏は安倍首相がひたすら米国に付き従い、自ら孤立するべきでなく、アジアに足場を定めて日中韓の友好協力を推進していくべきだと提案している。
当書は「内政・外交上の矛盾」「日本の安全保障に対する阻害」「歴史修正主義」「日本軍国主義の復活」といった多くの面から「安倍談話」に対して全面的に且つ深く分析している。当書は10月中旬に出版・発行されて以来、販売部数が10万部を超えたとのことだ。