「本格派戦争映画」を撮るというのは簡単なことではない。統計によると劇中の刀などの小道具が約2000セット、撮影用銃が約2000丁、撮影用大砲が約60基、各種弾薬箱が約3000個、トラックが約60台、倉庫占用面積が約3000平方メートルに及んだ。装甲車、旧日本軍の発弾筒、国民党軍の車砲、八路軍の唐辛子砲弾など、特別な時代の敵味方双方の軍事力の差を劇中で反映するため、入念なデザインと研究がなされている。
制作スタッフは歴史を描き出すだけでなく、若者を感動させるため、このように慎重に制作している。寧監督は「若者はこの映画を通じて今日の生活が簡単にできあがったものではないことを感じることができるだろう」と語る。さらに「百団大戦は1940年に華北地域で起こった戦争だったが、国の屈辱を忘れないように、この物語を通して全国の観衆により戦争のことを理解させたい」と続けた。
(人民網日本語版)
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