【新華社北京7月16日】14日午前、国務院新聞弁公室が開催した説明会で、中国社会科学院近代史研究所の王建朗所長は、データと理論研究成果をふまえて中国の世界反ファシズム戦争における貢献について説明した。
王建朗所長は現地記者に一組の基本データを提供した。
——日本の投降前直前、旧日本軍の中国戦場兵力は186万人に上り、その海外総兵力は358万人であったことから、中国での兵力は海外総兵力の50%以上を占めた。
——抗日戦争中、中国軍隊による旧日本軍隊の死傷者、捕虜は150万人あまりに上がった。
——抗日戦争中、中国の軍人と民間人の死傷者は3,500万人以上に達し、このうち軍隊の死傷者は380万人余りで、各国の死傷者を合わせた総数の3分の1を占めた。
——1937年当時の比価で、中国政府が発表した財産的損失と戦争による消耗は1,000億ドル余りに上り、間接的な経済損失は5,000億ドルに上った。