国際通貨基金(IMF)は26日、声明を発表し、人民元について、「過去1年の実質的、効果的な大きな相場上昇によって、人民元レートはもはや過小評価されているとは言えない水準になった」と評価しています。
さらに声明は、より柔軟な人民元相場などの改革を加速させるべきと指摘したうえで、「3年以内に効果的な変動相場制を実現させることを目指すべきだ」と提案しています。
中国景気の先行きについてIMFは「中国経済の急成長の鈍化は目的ではなく、過去10年間の持続不可能な経済成長からのモデルチェンジである」とし、2015年の中国経済の成長率を6.8%と予想しました。これは、中国の予想である7%とほぼ一致しています。
(中国国際放送局)
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