第1回世界女性起業家会議が21日に開催された。アリババ(阿里巴巴)は同会議で、「インターネット+女性の時代:女性起業家報告書」を発表し、その中で「インターネットは女性の時代を迎えた。インターネット経験経済という背景の下、女性はより多くのチャンスを手にしている」と指摘した。新京報が伝えた。
アリババの石東偉 副総裁は「工業の時代にも、女性は多くのキャリア発展の機会を得ていたが、依然として男性的な側面を持っていた。知恵を活かして起業することができるインターネットの時代には、女性起業家たちが本来持つ力を発揮することができる」と語った。
報告書の概要は以下の通り。
現在の消費者時代、すなわちアリババの馬雲 董事局主席が言う所のインターネット体験経済時代は、ユーザーエクスペリエンス、感情的な思考、コミュニケーション 相互交流がより重視される時代だ。これらは女性が持つ強み 特徴でもある。
これは、インターネットが持つ感情的思考、集中排除 分散化、体験経済、体験の共有といった特徴とも一致する。女性は本来、感性、多元化、共有を好むといった特徴を持つことから、インターネットでの起業により適している。
アリババ エコシステム内のデータ分析によると、中国最大のECサイト タオバオ(淘宝網)のプラットフォーム上で、女性店主の割合は50.1%を占め、わずかな差だが男性店主を上回った。また、タオバオのプラットフォームにおける取引の46%が女性起業家によるものだ。女性起業家は今や、アパレルや化粧品など女性向けの分野のみならず、デジタル製品や家具など、男性が得意とする分野にまで徐々に進出している。全国の分布を見ると、遼寧省、吉林省、黒竜江省、四川省、重慶、香港、台湾では女性の起業家の割合が特に高かった。
女性ネット起業家の平均年齢は32.6歳と、オフラインで起業する女性の平均年齢47.6歳よりも15歳若く、18歳から29歳の女性起業家が61%を占める。つまり、80後(1980年代生まれ)、90後(1990年代生まれ)の創業意欲が最も強いことがわかる。(編集SN)
(人民網日本語版)
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