【新華社北京5月22日】中国は南中国海での海上埋め立てで地域情勢の緊張をもたらしているという米国側の発言について、中国外交部の洪磊報道官は21日、米国側の臆断は理が立たなく、米国側に無責任な言論をしなく、地域の平和と安定に建設的な作用を発揮するよう希望すると表明した。
当日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。報道によると、20日、米国のブリンケン国務副長官はインドネシアのジャカルタで会議に出席したときに、中国側が南中国海での埋め立てなどの行為は地域情勢の緊張や不安定、さらには衝突を引き起こすことになり、米国は南中国海の主権問題においては立場を取らないが、武力または威嚇によって主権を主張することには強く反対すると称した。中国側はこれにどう対応するのか。
洪磊報道官は次のように表明した。中国は自分の主権範囲内で建設を行なっているのだ。その目的は主に、南中国海の海上での救助や防災、航行安全などの方面にサービスを提供し、中国の国際的責任と義務をより良く履行することにある。それは平和的で公益的なことであり、非の打ち所がない。
洪磊報道官は米国側に主権紛争問題で立場を取らない承諾を守り、事情の理非曲直から出発し、関係問題を客観的で、公正的に対し、言動を慎み、無責任な言論を発表しなく、地域の平和と安定に建設的な作用を発揮するよう希望すると表明した。(翻訳・編集/王珊寧)
(新華網日本語)
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