2015年5月12日、「中国で最も孤独な図書館」と呼ばれる図書館がインターネット上で話題になっている。中国の歴史ある避暑地として有名な秦皇島の海辺に建つ、モダンで美しい図書館だ。チャイナフォトプレスの報道。
無機質でスタイリッシュなコンクリートの打ち放しと、温かみある木材の組み合わせで構成された建物は、一面の砂地と海原の中にポツンとたたずんでいる。建物南側は全面にガラス窓が切られており、ビーチを一面に眺めながらの読書が楽しめる。自然光をふんだんに取り入れた設計で、特定の時間に陽光が美しい文様を描く設計になっている。
今月1日にオープンしたばかりだが、SNSでの口コミが瞬く間に広がり、遠く北京や天津などからも来館者が訪れるという。一般的な図書館に比べると蔵書は少ないが、心静かに自分と向き合い、読書の本質と触れ合えるこの空間は、慌ただしい都市生活から逃げてきた者には一幅の清涼剤となるだろう。
(新華網日本語)
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