2015年5月12日、日本の若い女性の間でインコやオウムの人気が高まるにつれ、全国各地で鳥カフェが出現している。これ以外にも、オウムをモデルにした商品や食べ物まで続々と登場している。女性がインコやオウムに惹かれる主な理由は、「触り心地や鳴き声に癒される」などだが、花や食べ物に例えられる独特の匂いも人気の秘密になっているという。杭州網が伝えた。
昨年2月に開店した「ことりカフェ」表参道店は、店内の大きな鳥かごにセキセイインコやタイハクオウムなど計8種25羽の小鳥が飼われている。店のコンセプトは、「小鳥たちを眺めながらまったりコーヒータイム」だ。
来店する客の約8割が女性で、最も人気なのは小鳥と触れ合える「もふもふ体験」だ。通常はチャージがかかるが、週に1度、木曜日だけ無料で体験できる。このため木曜日は開店と同時に、訪れる若い女性が後を絶たない。家でもセキセイインコを飼っているという青木さんは微笑みを浮かべながら、「インコは非常に頭がいいし、一つ一つの動作が非常に面白い。ただ見ているだけで心が満足する。家では大型のオウムは飼えないので、心身ともに癒されるために来ました」と語った。
神戸市内の鳥カフェ店長の梅川さんは鳥カフェがここまで人気を博したのは「オウムのフレンドリーな性格と鳴き声が人々の心をリラックスさせるため。まさに時代のニーズに合っている」と分析する。また、これ以外にもある秘密があるという。「オウムには花や木の実に似た匂いがあり、実は鳥好きな人の中にはオウムの匂いフェチな人が少なくない」という。
東京のオウム専門のペット店を経営している星野さんは、「鳥インフルエンザなどの影響で、ペットとしての小鳥の人気はずっと下がり続けていたが、この2、3年間で徐々に回復を見せている」として「オウムは見た目が美しく、頭もいいし、散歩もいらない。仕事を持つ女性や高齢者に最も適したペットだ」と語った。
(人民網日本語版)
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