二、協力・ウィンウィンの新型国際関係を共に構築する
王毅部長は次のように語った。グローバル化が深く進む今日、国際社会は日益しに相手側には味方がいて、味方側には相手がいるといった運命共同体になっている。しかし現在一部の国と勢力が依然として冷戦思考を固守してもいて、ゼロサムゲームを盲信し、歴史の真相を否定し、平和、発展、協力、ウィンウィンの時代の要求に背いている。新たな歴史的条件の下で、 各国が国連憲章の趣旨と原則に対する承諾をいかにしてより着実に守るかについて、国際社会は共に考える必要があるだろう。習近平主席は今回の訪問中、協力・ウィンウィンを核心とした新型国際関係の構築を再度呼びかけ、時代発展の流れに順応し、国際社会が普遍的に注目を寄せる重大な課題について答えた。
三、シルクロード経済ベルトの建設を共同で推進する
王毅部長は、次のように語った。2013年、まさにカザフスタンで、習近平主席はシルクロード経済ベルトの共同建設について初めて提起した。その後すぐに習近平主席はインドネシアを訪問した際、21世紀海上シルクロードにおける協力の提案をまた提起している。一年余りに渡り、中国は「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」が未来に向けた壮大な青写真であるだけでなく、更にはそれが堅実に、念入りに作物を作ってきたことを世界に証明している。
習近平主席の訪問中、中国と三ヶ国は各種の協力文書や合意書、累計で90項目近くに署名し、経済貿易、エネルギー、宇宙飛行、金融、投資、インフラといった各分野をカバーしている。これらの実り多い成果は中国がシルクロード経済ベルトを三ヶ国と共同で建設するという誠意と決意を現しており、きっと双方の経済的要素のより効果的な流動、資源のより効率的な配置、市場のより深い融合を促進し、ユーラシア大陸に絶えず新たな発展の活力を注入するために、より広い範囲で、より高い水準で、より深いレベルの地域協力を展開してゆくだろう。
四、人民が知り合い、交流する友好の基盤を共同で確固強固に築き上げる
王毅外交部長は次のように述べた。習近平主席は人民の間の友好的感情の増進を重視し、ロシアとベラルーシ共和国を訪問した期間に、当時、特に日本の侵略者への反撃に参加し、ファシズムの侵略に抵抗した第二次世界大戦の高齢の元兵士代表とそれぞれ会見し、元兵士らに記念の勲章を授与した。習近平主席はまた、中国を支援したロシア人専門家及び親族代表と対面し、情熱を燃やして奮闘した歳月をともに振り返り、両国の人民の厚い友誼を共同で伝承し、中国とロシア関係がより輝かしい明日を迎えることをともに願った。
王毅外交部長はさらに、次のように述べた。習近平主席は今回の訪問で3カ国の元首と文化交流、学術交流、メディア協力、青年交流をより一層、推進する方針を決定した。中国とロシアは2016年から2017年にかけて、中国・ロシアのメディア交流年を開催し、中国側がベラルーシの大学生100人を中国に招待し、交流活動を行う予定だ。
(新華網日本語)
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