総合:中国とベラルーシの経済貿易協力が新たなスタートラインに立つ

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-05-12 10:22:12 | 編集: 谢艳
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   【新華社ミンスク5月12日】ベラルーシは中国の欧州・アジア地域における重要なパートナーの一つだ。ここ数年、中国とベラルーシの経済貿易協力は急速に発展し、二国間貿易、投資、大型プロジェクトといった分野での協力はその成果が明らかだといえる。両国の指導者は2013年に中国とベラルーシの二国間関係を全面的に戦略パートナーシップに引き上げ、二国間の経済貿易協力を促進するため、新たな政治的基礎を打ち立て、中国とベラルーシの経済貿易協力を新たなスタートラインに立たせた。

   中国は現在、ベラルーシの5番目の貿易パートナーだ。中国税関の統計によると、2014年の中国とベラルーシの貿易額は18億7000万ドルで、前年同期比27 . 3%増となっている。またベラルーシ税関の統計によると、2014年に中国とベラルーシの貿易額は40億ドルに達し、前年同期比27 %増となっている。両国の税関の貿易額に対する統計の差は、主に中国がベラルーシへ輸出する一部の商品はロシアや中央アジア諸国を経由してベラルーシ市場に再輸入されており、中国側の統計データは再輸出されて最終的ベラルーシへ入った貿易については表示されないが、ベラルーシ側は商品の原産地に基づいて統計を行っていることによるものと考えられる。

   中国はベラルーシからの商品輸入の増加に努めている。2015年、中国政府はベラルーシから乳製品、肉、穀物などの農産物や機械設備などの輸入をすでに推進し始めている。

   国交を樹立して23年間にわたり、特に最近の5年間にわたって、両国の大型プロジェクトの協力は発展がとても速く、中国の金融機関により提供される各種貸付のベラルーシによる利用は55億ドルに達し、関連する大型プロジェクトは23件で、そのうちすでに10件が完了し、現在施行中のものは13件となっている。現在、ベラルーシが中国側の貸付を利用して実施しているセメント工場の生産ラインプロジェクト3件と鉄道電気化改造工事の第一期プロジェクトは順調に工事が完成する予定で、火力発電所プロジェクト2件はすでに発電が開始されている。年間生産量40万トンのパルプ工場はまもなく操業を開始する見通しで、中国がベラルーシの建設を支援するベラルーシ国内最大の水力発電所、ヴィーツェプスク水力発電所のプロジェクトが順調に推進されている。

   これらの大型プロジェクトの実施は国内に実力をもつ一部の企業に海外進出のチャンスを提供し、またベラルーシの経済発展や産業のモデルチェンジも促進しており、中国とベラルーシ双方はその中から堅実な利益を獲得した。

   今年以来、両国間の最大の協力プロジェクトである中国・ベラルーシ「巨石」工業園プロジェクトはすでに第1期工事の実施段階に入っている。

   ベラルーシは欧州連合(EU)と独立国家共同体を繋ぐ地域的優位性や比較的優れた土地資源、人口の素質を擁し、また中国は資金や先進的な生産能力を擁している。未来を展望すると、両国が経済貿易協力を深める潜在力は莫大で、その見通しは明るいだろう。

(新華網日本語)  

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キーワード    ベラルーシ 経済貿易協力
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