チベット自治区の地震防止救助対策本部が4日発表したところによりますと、震災後の活動は救助から復興の段階に移ったことがわかりました。
関連統計によると、ネパールでは発生したマグニチュード8.1の地震によって、チベットでは26人が死亡し、3人が行方不明となり、856人がけがをしました。現在、被災者は安全な場所に避難し、食べ物や関連物資が配られました。
チベット自治区は、全力を挙げて救済物資を調達するほか、避難場所の公共サービス施設を稼働させました。これと同時に、避難者が多くいる避難場所に一定の娯楽施設、スポーツ施設を設置し、避難者の衣食住、医療、教育、就業などを確保します。
そのほか、関連部門は、震災によって損壊した道路、通信、水、電力供給などのインフラ設備を引き続き修理することが必要だとしています。
(中国国際放送局)
推薦記事:
チベット衛生防疫チームがネパールに駆けつけて越境疫病予防コントロール作業を展開
チベット・キドン道路港、軍用ヘリコプターが外に出られない群衆を移送