中国人民銀行(中央銀行)は29日「国務院の許可を得て、人民元の適格海外機関投資家(RQFⅡ)制度の試行地域はルクセンブルグに広がった。初期投資額は500億元だ」と発表しました。
中国人民銀行の情報によりますと、ルクセンブルグにおける業務試行拡大は両国の金融分野における協力深化の重要な表れで、海外投資家の人民元資産配置ルートと国内資本市場の対外開放拡大や、両国の貿易と投資の利便化促進に役立っているということです。
ルクセンブルグと中国は2014年以来金融協力で一連の成果を収めています。中国人民銀行とルクセンブルグ中央銀行は2014年6月28日、人民元の決算業務に関する覚書に調印しました。同年9月、中国人民銀行は中国工商銀行ルクセンブルグ支店に人民元決済業務取扱銀行の資格を与えました。ルクセンブルグはアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーでもあります。
(中国国際放送局)
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