新しい内包 新しい構想 新しいチャンス―国内外の専門家が習近平主席のアジア・アフリカ首脳会議での演説を高く評価

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-04-24 11:17:15 | 編集: 王珊寧
M  M  M

  【新華社北京4月24日】習近平国家主席は22午前、インドネシアのジャカルタで行われたアジア・アフリカ首脳会議で『バンドン精神を発揚し、協力・ウィンウィンを推進しよう』と題した演説を発表し、バンドン精神の発揚について3つの提案を行い、今後アジアとアフリカの発展途上国を支援する具体的な措置を提起した。

  専門家は、習主席の演説で提起された3つの提案は、60年前のバンドン精神の核心に対する堅守を備えているうえになお、時局を理解して状況を判断し、新時代に適応させるという臨機応変も備えている。中国はバンドン精神の共同の創造者であるだけでなく、実行者でもあり、アジア・アフリカの発展途上国への援助に対し、責任を担う中国の大国のイメージを体現している。

  バンドン精神を発揚する

  60年前のバンドン会議では平和共存五原則を踏まえ、バンドン会議の10原則が提起された。60年後の今日、バンドン精神の核心部分は時代遅れになっておらず、逆に長い時間がたっても変わることがなく、新たな内包を補って、当面の国際情勢の下国家間の付き合いに依然として適用されているのだ。

  習主席は、新たな情勢の下、バンドン精神には依然として強い生命力が宿っている。我々はバンドン精神を大いに発揚し、絶えずそれに新しい時代の内包を付け加え、協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係の構築を推進し、国際秩序と国際システムがより公正で合理的な方向へ発展するよう推進してゆかねばならないと指摘している。

  マレーシア首相の前政治秘書、胡逸山氏は次のように述べている。習主席はバンドン精神、すなわち国家間の相互尊重が、覇権主義が依然として幅をきかせる国際情勢の下、積極的な時代の意義を備えていると重ねて述べている。国と国との間では互いに干渉すべきではなく、兵戈(へいか)をもって相まみえることを減らし、誠実な話し合いによって紛争を解決せねばならない。

 タイ国家行政学院の李仁良博士は、習主席の演説は、アジア・アフリカの協力レベルの向上を強調し、また協力手段や行動準則を明示しており、そのうちの行動準則は、依然としてバンドン精神に相当していると述べている。

 イラク・バグダード大学の政治学教授、Sabah al-Sheikh氏は、今日の世界は多くの世界的な問題に直面しており、世界的な協力ネットワークの確立を通してそれらを解決する必要があり、「平和共存五原則を厳守して、ようやくこれらの協力を真に実現させることができる」と考えている。 ケニア・ナイロビ大学の外交学の学者であるパトリック・マルジー(音訳)氏は、新たな内包が与えられたバンドン精神は、アジア・アフリカ諸国の共通の夢に明かりを灯し、2大陸の経済繁栄、政治の復興および平和の持続可能な発展の新たな1ページを率先して切り開くだろうと述べている。

   1 2 3   

キーワード    習近平,アジア・アフリカ首脳会議,バンドン精神
   コピー Imprimer印刷 お問い合わせ RSS           
 
 
010020030360000000000000011100521341806821