【新華社北京4月23日】22日、習近平国家主席はジャカルタ・コンベンション・センターで開催されたアジア・アフリカ首脳会議に出席し、『バンドン会議の精神を発揚し、協力とウィンウィンを推進する』と題した重要談話を発表し、各界から幅広く好評を得た。
国内外の学者と高官は、次のように見做している。習近平主席の重要談話は時代の勢いがあり、バンドン会議の精神に新時代の内包を注ぎ込み、協力とウィンウィンを核心とする新しい国際関係の確立などの一連の主張を推進することを提起している。また、人類運命共同体の建設を促し、アジアとアフリカの人々がより幸福に生活できるように方向を示した。
バンドン会議の新しい内包
習近平主席の重要談話の核心は、バンドン会議の精神を大いに発揚し、その新時代の内包を注入し続けることだ。
中国国際問題研究院の阮宗澤副院長は次のように述べた。協力とウィンウィンは新バンドン会議の内包であるべきだが、何故そのように提示したのだろうか。第一に、時代背景が異なる。第二に、役割と分量が異なる。今日、世界で発生している原動力の大幅なシフトチェンジにおいて、南側の国が奮起し、新興国が出現しているが、これらはすべて発展途上国で起こっている。
ソロモン諸島代表団のメンバーで、外交部高官のジョセフ・マハヌーク氏は、次のように述べた。バンドン会議の精神を発揚することは依然として非常に重要だ。60年前は植民地主義に対抗したが、現在はグローバルな問題の対処の推進に役立ち、多国間主義の構築にプラスとなっている。
北京大学国際関係学院の翟崑教授は次のように説明した。世界は発展し、発展途上国であるアジア・アフリカ諸国も発展しているが、一貫して共通の精神的原動力が求められる。このため、バンドン会議の精神も新しい内包を充実させ、アジア・アフリカ自身の変化と時代の変化を反映させる必要がある。これは時代とともに進歩している。