【新華社ベルリン4月21日】ドイツ華人教授学会の年会が19日、ドイツ・ミュンスターで幕を下ろした。年会に出席したドイツ・フンボルト基金会の担当者は、中国の科学研究人材の質の向上がここ数年で加速していることを最新の統計データを用いて説明した。
ドイツ・フンボルト基金会では毎年数百人の博士学位を持つ優秀な外国人学者に奨学金を提供し、彼らのドイツでの科学研究作業に出資援助を行っている。フンボルト基金会の統計によると、2014年、アジアではフンボルト基金会の各種の出資支援を受けた学者は計5313名おり、そのうち中国人学者は1433名で、その総人数のランキングは日本に続き、インドよりも上位にあって、2位に位置する。
ドイツ・フンボルト基金会の助成と外部連絡部門の担当者、メリー(音訳)氏は、1953年に設置されたフンボルト基金は1979年からようやく中国人学者への出資支援を始め、当初に出資援助を得た中国人はわずか6人だった。この角度から見ると、中国からの「フンボルト学者」の人数が現在のレベルに達することができたのは、実に目覚ましいスピードだと特に指摘している。
統計はまた、フンボルト基金会の出資支援を受けた中国人研究者の学問分野における分布では、自然科学類が67%、工学類が27%、人文・社会科学が6%を占めたことを明らかに示している。
(新華網日本語)
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