中国・パキスタン経済回廊が広く注目を集める
中国・パキスタン経済回廊と関連の二国間の経済貿易協力は、習主席による今回の訪問の焦点で注目点だ。
パキスタンのアジズ国家安全保障・外務担当首相顧問は、パキスタン・中国の年間貿易額がすでに150億ドルを上回り、中国はパキスタンの最大の貿易パートナーとなっている。パキスタン・中国経済回廊は、両国の指導者による発展を導きとする理念を反映し、このプロジェクトの推進がこの地域の運命を変えるだろうと述べている。
パキスタンの著名な学者、チョー ドリー氏は次のようにみなしている。習主席は中国とパキスタンの未来のよりすばらしい関係のために青写真を描き出し、双方が外交戦略、経済貿易戦略を一層調和させるべきで、特に「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」分野における協力を強化させるべきだと強調している。同時に相互の安全への関心に対応し、双方の人文や文化交流を強化している。
よりすばらしい未来を共に創り出す
習主席は文章の中で、「我々は両国の文化交流をより緊密に通じさせ、文明間の対話を推進せねばなりません。両国は良好な政治関係を人文交流の原動力に転化させ、異なる文明の互いを鏡とする交流や、友好協力の手本を作り出さねばなりません。」と指摘する。
中国・パキスタン関係が今日のような良好な発展の態勢にあるのは、民間に深く根ざした友好的な感情のおかげなのだ。
未来を展望して、中国人民は中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に努めつつあり、パキスタンも全力で奮闘し、「アジアの虎」の夢を一日も早く実現させるよう努めている。
アジズ氏は、中国の夢という「偉大な将来展望や構想は中国人民を奮い立たせるだけでなく、発展途上にある世界全体を奮い立たせており、パキスタン人民と中国人民は平和・繁栄というすばらしいビジョンを共有することができるでしょう」と述べている。
(新華網日本語)
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