【新華社イスラマバード4月20日】パキスタンへの公式訪問の前夜、習近平国家主席はパキスタン紙『デイリー・ジャン』と『デイリー・タイムズ』に「中国とパキスタン人民の友情、万歳」と題する署名入りの文章を同時に発表し、歴史を語り、未来について話をして、協力を唱えた。
文章が発表されると、パキスタンの政界や学界、一般民衆に熱い反響を呼び起こした。パキスタン各界の人士は、一致として習主席の歴史的な訪問は、パキスタンと中国の全天候型の戦略協力パートナーシップの新たな1ページを描き出すだろうと見なしている。
中国とパキスタンの関係は歳月を経れば経るほど揺るぎない
中国とパキスタンの伝統的な友情は時間的な試練を乗り越え、歳月がたつほどに新鮮に感じられ、歳月を経れば経るほど揺るぎない。これは中国とパキスタン両国の指導層から民間までの共通認識となっている。まさに習主席が文章の中で指摘したように、国際と地域の情勢および両国の国内状況がどう変わろうとも、中国とパキスタンの関係はずっと健全且つ安定した発展を続けてきた。
パキスタンのフセイン大統領は、習主席の訪問はパキスタンと中国の幾多の試練を経てきた全天候型の友情を一層深めるために歴史的なチャンスを提供する見込みで、今回の訪問がパキスタン・中国経済回廊の構築を推進する実質的な進展を得るものと信じていると表明している。
パキスタンの大手新聞『ニュース（News)』の編集長、ユスフザイ（Yūsafzay）氏は、次のように述べている。習主席がパキスタン・中国の関係に対して詳しく述べていることは中国の新世代の指導者が、古い世代の指導者のように、パキスタン・中国間の長期にわたる関係に対してたいへん詳しいと反映している。世界と地域に数多くの変化が発生したとしても、習主席の二国間関係に対する評価は、両国関係が一貫して友好的な発展を維持し、このような関係を一層固め、パキスタン・中国にまだ大きな潜在力があることを充分に明らかにしている。
ウルドゥー語の新聞「Daily Nawaiwaqt」の時事評論家、Siddiqu氏は、次のように述べている。習主席は文章で、パキスタンへの深い友情を偽りなく、的確に表現している。中国の古い世代の指導者はパキスタン・中国の関係のために強固な基盤を打ち立てたが、習主席はこのような政策を続け、またパキスタン・中国関係の発展のためにより強力に、多大な貢献を行ったのだ。
